大西順子 待望のトリオ作『グラマラス・ライフ』

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こういうガツンとくるジャズをもっと聴きたい

日本が世界に誇る世界的ジャズ・ピアニスト、大西順子さんのリーダー作が2作同時発売されましたね。
一作は日本最高のベーシスト、井上陽介さん(陽水じゃありませんよ)とドラマーの高橋信之介さんのトリオ作。

もう一作は初のバラッド集(ということだけれどジャケットは全然そんなイメージじゃない)『ヴェリー・スペシャル』

2作合わせて6,000円!
財布に痛いなぁどうしようかなぁと思っていたら、Apple Musicにアップされていたので早速聴いてみました。最初はやっぱり(なのかしら)トリオ作の『グラマラス・ライフ』から。
(これ、ファンの人はどっちから先に聴くのか、ちょっと気になります)

前作は菊地成孔さんのプロデュースだったので、かなりとんがった曲が多かったですが、今作は自作曲でしょうか、「らしい」曲が多かったです。往時の(というほどでも昔でもない)ミンガス・サウンドは薄れましたが、相変わらずのガッツんこなピアノプレイを聴かせてくれています。

こういうピアニストって、ほんと今いないですよね。
ロバート・グラスパーに代表されるクールなピアノは正直僕はあまり得意でなく、ジャズは結局はお祭りだと思っているので、こういうプレイが聴けると幸せです。
グラスパーは「かっこいい」けど、やっぱり、ガッツんこな方が純粋に「楽しい」じゃないですか。それがジャズ、というか音楽だと僕は考えています。もちろんただの好みです。

それにしても、突然の引退宣言をしてピアノも全部売っぱらい、ビルの清掃人になるといって開いたラスト・ライブで、小澤征爾さんに「俺は反対だ!」とまで叫ばせておいての、この復活劇。やっぱり、天才はどうかしてますね。

でも、大西順子さんのピアノがまた聴けるというのは本当に素晴らしいことです。
長く続いた雨降りの後にやってきた秋晴れ、みたいな(今年は本当に雨の多い秋でしたね。秋が一番好きなので残念すぎる)。

ところで、今週末11月24日(日)に御茶ノ水のディスクユニオンジャズ東京で大西順子さんのインストアライブがあるみたいです。大西順子インストアライブ
大西順子がインストアライブ・・・。物凄い違和感を感じるのは私だけなのでしょうか。

ライフワークはジャズとランニングと横浜ベイスターズ。無駄に絶対音感あり。ピアノを弾きます。

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