大西順子『JATROIT Live at BLUE NOTE TOKYO』を聴いた

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大西順子二十余年ぶりのライブ・アルバム最高

大西順子のライブ盤が発売されましたね。

ジャケットのイラストはペインターのNOVOLさんによるものとのこと。かっこいいですよね。ジャズの野蛮さと、親密さみたいなものが伝わってくる、とても良いジャケットだと思います。

このライブの目玉は、なんといってもロバート・ハーストと大西順子の初共演でしょう。
ロバート・ハーストは、80年代以降のジャズ・シーンを代表するベーシストとして、ケニー・カークランドのパートナーとしての活動や(ちなみにカークランドは大西順子のアイドル・ピアニストだったそう)、若き日のロバート・グラスパーを従えストレートアヘッドなジャズを演奏しベストセラーとなった『Unrehurst』などの作品で知られ、間違いなく現代におけるジャズ・ジャイアンツのひとりであり、もちろん、私のフェイバリット・ベーシストでもあります。

大西順子のライブ・アルバムは二十余年ぶりとのこと。まぁおかげさまでライブには行けているので、「別にライブ盤はなくてもなぁ」という感じですが、今年2月にブルーノート東京で行われたこのライブに関しては、なかなかどうして、スケジュールが合わず、それはそれは悶絶しておりました。幸いにもレコード化されるということでとても楽しみにしておりました。ディスクユニオン様、ありがとう。

パーソネルは以下。
大西順子(Pf)
ロバート・ハースト(B)
カリーム・リギンス(Ds)

やっぱり行っとくべきだったよなぁ・・・

肝心の演奏ですが、まぁこのご時世によくぞここまでハードコアなジャズをやったもんだというくらいのストレートな内容です。「中途半端なことは微塵もやらねぇからな」とでも言いたげに、一音一音に気迫の込もった、ジャズに対する情熱に溢れた演奏です。
録音も非常に良く、ブルーノートの「あの」雰囲気がよく記録されています。

ロバート・ハーストの独特の硬いサウンドの上に、これまたハードな大西順子のピアノが乗っかり、現在のシーンを代表するリズム・マシーンであるカリーム・リギンスがサポートする。
恐らく生で聴かれた方は、ライブの冒頭からお尻まで、痺れっぱなしだったんじゃないでしょうか。

ジャズの伝説を受け継ぐ演奏家たちの競演。
うぅん、やっぱり、行っとくべきだったよなぁ・・・。

ライフワークはジャズとランニングと横浜ベイスターズ。無駄に絶対音感あり。ピアノを弾きます。

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